生産完了いたしました
「アコースティックベースはその音をアンプで増幅させることがほんとうに難しい楽器です。そのために今日まで多くのピックアップを試してきましたし、また多くのアンプやスピーカー、プリアンプといったシステムを試してきました。そしてやっと巡り会えたのがこのプリアンプです。
このプリアンプを使って2つのピックアップをブレンドさせることによって絶妙な音作りが可能になったからです。デザイン、操作性、スペック、どれをとっても申し分無しです。」
Dual Bass
Preamp発売後いろいろな方にお試しいただきましたが、そのクリア且つ広帯域の特性からエレキベースのみならずアコースティック楽器までカバーできるとの評判でした。色々な声を頂きましたが、「出力にMIX機能を持たせたい」「ファントムはかけられないか?」等ウッドベーシストの皆様からの声を多く頂きましたので開発いたしました。基本的な回路構成はDual
Bass Preampと同じですが、機能をいくつか追加しました。
○ MIXモード
ウッドベースを演奏するかたがたは2つのピックアップをブレンドしてサウンドメイキングをすることが多いとの事でしたので、Ach
Bchの出力を切替式でなくMIXつまみでブレンドできるようにしました。
真ん中のMODEスイッチが切替モードとMIXモードのモード切替になっており、踏むとMIXモードの場合Ach/BchのLEDが両方とも点灯しMIXモードであることが確認できます。
○ Selectモード
従来のAch/Bchの切替式です。切替モードの時は選択しているchのLEDが1つだけ点灯します。チャンネルごとの独立したLEVEL調整ツマミはありません。BOOSTツマミにて加減していただくようになっています。アルコ弾きとピチカートで音質を変えたり、Achにウッドベース、Bchにエレキベースという遣い方も出来るようになっています。
SCHERTLER STAT-BのコンデンサマイクタイプのPUを直接駆動できるように入力に9Vのファンタム電源をかけられるようにしました。これにより途中に入れる外付けのプリアンプが不要になり、Dual Bass Preampのクリアな 音質を最大限に生かすことができます。ファンタム電源をONにすると9VのLEDが点灯します。
ファンタム電源はAch側のみにかかるようになっています。
本機はサウンドを最優先に考えることで消費電流の少し大きなオペアンプを使用しています。そのため電池ではすぐなくなってしまうためACアダプタ専用機となっております。
アダプタは付属しておりません。ノイズの原因にもなりますので高品質なACアダプタをご用意ください。弊社ではCAJのPB12DC9-2.1で動作確認を行っております。このほか安定化電源式のパワーサプライでしたらハムノイズ等載らないと思います。