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ULTIMATE COMP



Photo:Shin Yamazaki (BB's photo)

生産完了いたしました    


プロ・ベーシスト BASS NINJA 今沢カゲロウ氏のレビュー


今回、今沢カゲロウ様のアルバムHOPEにて弊社Inner Bamboo Electronのコンプを使用していただきました。誠に有難うございます。カゲロウ様からコメントが届きましたのでここで掲載させていただきます。


・ヒストリーの5弦フレッテッドとmoonのmbc-6弦フレットレスで使用しました。
・「今沢さん、これ好きですよね?」弾いた瞬間にエンジニアに言われました。
・グルーヴものには最高です。太くしっかりとした輪郭を出し、ハイポジションのダブルストップの出すぎた部分は確実に抑えてくれますが、必要なボトムとリズムは確実に牽引してくれます。
・パワーがあるのに高級感があります。
・スラップ、バンドものもとても良いです。攻撃的に多彩な奏法を使う場合もきちんと対応します。
・ベーシストとしてバンドを牽引するタイプのコンプレッサーとしては、これ一台で十分です。
・ハンドメイドの中でも外観も素晴らしい仕上がりです。

今沢カゲロウ様お忙しい中レビュー有難うございました!




オプティカルコンプとは?

 コンプ動作というものは入力した信号を平均化しレベルが揃うようにゲインリダクションを行うことです。オプティカルコンプはゲインリダクション動作させる心臓部分にCdSセルとLEDの組み合わせで構成されるアナログフォトカプラを用いて実に自然なコンプレッション特性を得ています。
 アナログフォトカプラだけではゲインリダクション動作は良好ではなく信号に対してフォトカプラのLEDをドライブしてくれるレベル検出LEDドライブ回路が必要となります。ULTIMATE COMPは都コンプの設計者であるYANMO氏に使用許諾を得て都コンプのLEVEL検出回路を使用しております。LEVEL検出回路は3つの高性能オペアンプで構成され、入力された信号を適切なフォトカプラドライブ信号に変換しています。

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アナログフォトカプラはそれ自体に特性の少し大きなバラツキがあります。それを使用してる本機も固体によりレシオの掛かり具合に差があります。バラツキの差はレシオボリウムの可変幅で吸収できるように作っております。その点ご了承下さい。


クリアでワイドレンジそして幅広いダイナミックレンジ

このコンプには音質にあえて味付けをしています。入力インピーダンスを高く取り、極力ハイ落ちを押さえています。音声回路はシンプルな構成にして信号の鮮度を落とさないようにしています。このコンプを通すことによりHighは気持ちよくエンハンスされ、ローエンドはしっかりしたまで伸び、若干膨らみを持ちます。そしてコンプ動作をさせることによりサウンドがギュッと凝縮された密度の濃いコンプサウンドになります。しかしながらそのコンプのかかり方はソフトニー特性で自然、弾き手のニュアンスを殺すことはありません。ですのでピッキングのバラツキをそろえるような使い方が出来ません。平均レベルは揃いますがばらつきはそのまま出力されます。
 電源電圧が入力は9VですがDCDCコンバータを用いて±15Vに昇圧していますのでラック式並のダイナミックレンジを持ち、出力の大きいベースをつないでも歪んでしまうようなことはありません。

電源について

本機は消費電流のが非常に大きく電池ではすぐなくなってしまうためACアダプタ専用機となっております。消費電流は約0.67Aですアダプタは付属しておりません。なるべく高品質なACアダプタをご用意ください。弊社ではCAJのPB12DC9-2.1で動作確認を行っておりますのでこのアダプタを推奨いたします。


美しい塗装仕上げ



LPB

Photo:Shin Yamazaki (BB's photo)

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